メリケンパーク
神戸市中央区再整備特集 Vol.1

今、生まれ変わる神戸都心部、
アップデートが進むまちで暮らす。

時代を越えて人々を惹きつける都市・神戸。その都心部では現在、大規模な再整備プロジェクトが複数同時に進行中です。この再整備により、過去から現在、未来へと脈々と受け継がれてきた神戸の魅力に、新たなにぎわいが加わります。
ビジネス・商業の中心地である「三宮駅周辺エリア」の新たなにぎわいを創出する取り組みを紹介するとともに、当社が注目する「新神戸駅周辺エリア」の魅力をお伝えします。

歴史、商業、自然、文化、国際性、すべてが揃う魅惑的な都市・神戸

六甲山系の山々を背景とした都心・神戸の街並み

幕末に神戸港が建設され、いち早く世界に開けた都市として発展した神戸市。かつての外国人居留地や実業家たちの別荘地として、新しく豊かな文化が育まれました。神戸の中心的機能をなす都心部には、三宮、元町、北野異人館街、南京町、ハーバーランドなどの個性的な街区がモザイク状に集まり、ひとつの都市を形成しています。

「暮らす」という観点で見ると、都心部の魅力は何といっても、まちと海、山の自然との距離が非常に近い住み心地の良さにあります。神戸の中心駅である三宮駅から北1km程度に六甲山系の山があり、都心と森林が隣り合っているのは、全国の政令指定都市の中でも珍しい環境です。山上から見下ろす景色は日本三大夜景の一つとして知られ、その絶景を日常的に味わえるのは、この地に住む人々の特権と言えます。

その神戸都心部で現在、大規模な再整備が進行中です。阪神・淡路大震災からの長い復興を経て、再び未来に向けたまちづくりに動き出した神戸市は、都心部の未来の姿を描いた「将来ビジョン」を2015年に発表。三宮駅から半径500mの範囲を「再整備基本構想」のエリアに定め、さらに2019年には神戸三宮「えき≈まち空間」基本計画を策定。都市の象徴として官民連携で取り組む新しい駅前空間のかたちが示されました。

出典:神戸市ホームページ

三宮駅周辺から都心全域へと広がる大規模再整備

神戸市は都心部が抱える次の2つの主要課題を解決するため、三宮駅周辺エリアとその隣接地域の大規模な再整備に取り組んでいます。

《課題①》「えき」と「まち」の
分断解消による回遊性の向上

三宮クロススクエアのイメージ図(神戸市提供)

個性豊かな街区が集まる都心部ですが、三宮駅前を南北に走る税関線(フラワーロード)と東西に走る中央幹線によって、「えき」から周辺の「まち」への人の動きが分断された状態になっています。この課題を解消するため、2029年度頃に税関線と中央幹線の一部に、人と公共交通優先の空間である「三宮クロススクエア」の第1段階を整備するほか、ウォーターフロントに向けた税関線を再整備するなど、各種プロジェクトにより、旧居留地、ウォーターフロントなど周辺のにぎわいスポットと「えき≈まち空間」とのアクセス性が改善し、回遊性が高まります。
※パースはイメージであり、今後の設計及び関係機関との協議により変更となる場合があります。

《課題②》三宮駅周辺における
乗り換え動線の改善

バスターミナルのイメージ図
三宮駅周辺歩行者デッキのイメージ図
(神戸市提供)

都心部の交通ターミナルである三宮周辺地区内には、JR、阪急電鉄、阪神電鉄、市営地下鉄の西神・山手線と海岸線、ポートライナーという6路線の鉄道と多数のバス路線が乗り入れています。しかし、各駅の改札が地下・地上・デッキの3層に分かれ、中・長距離バスと路線バスの乗降場も地上に分散しているため、乗り換え動線が複雑で分かりづらいという課題がありました。これに対し、2027年度以降に新たな歩行者デッキを整備。路線の乗り換えが円滑になるほか、三宮クロススクエアと合わせて駅前エリアのにぎわいが創出されます。また、現状複数か所に分散している中・長距離バス乗降場がJR三ノ宮駅東側に建設予定のツインタワービルに集約されます。約1700便が運行する西日本最大級のバスターミナルが誕生し、2028年度に一部運用を開始予定。歩行者デッキとも連結し、公共交通がひとつの駅にまとまるような空間が生み出されます。神戸の公共交通の要衝としての機能がさらに高まり、利便性が大幅に向上することが期待されています。

これらの再整備を中心に据えつつ、「景観」「にぎわい」「生活・居住」「産業」「観光・文化」「防災」「環境・ エネルギー」「交通」の8つを軸に、さまざまなプロジェクトが動き出しています。
※パースはイメージであり、今後の設計及び関係機関との協議により変更となる場合があります。

「住むまち」としての新神戸駅周辺エリアの魅力

拡大
出典:神戸市ホームページ

より魅力あるまちに生まれ変わる都心部において、当社が注目しているのは、中心商業地の三宮に隣接する「新神戸駅周辺エリア」です。今後の再整備により、両エリアを含む都心部の回遊性・利便性が一層高まることが見込まれており、これまで以上にQOL(生活の質)の高い生活の実現が期待されるエリアです。

商業地へのアクセスに優れ、
自然に近い環境も手に入る
「新神戸駅周辺エリア」

都心部の北側に位置する新神戸駅周辺エリア。その中心をなす新神戸駅は新幹線の停車駅であり、観光の玄関口としても機能しています。六甲山系の山裾に広がるこのエリアは、緑の自然との距離が近い環境。駅舎の背後に森林が生い茂る新神戸駅の景色を眺めれば、都心部とは思えない清涼な印象を抱くことでしょう。

三宮駅から市営地下鉄で一駅の新神戸駅周辺は、2022年から三宮とハーバーランドまでの区間を結ぶ連節バス「ポートループ」が運行を開始したことで、商業中心地へのアクセスがスムーズになりました。一方で、すぐ西側には歴史的な北野異人館街があり、神戸らしい文化の香りを感じることができます。
このエリアには、自然スポットも点在しています。日本の滝百選の名所で雄滝、雌滝など4つの滝からなる布引の滝や、約7万5千株の花やハーブが鑑賞できる神戸布引ハーブ園が有名です。

このように、新神戸駅周辺エリアは都心の利便性に加え、歴史と文化、そして自然の魅力が見事に調和した、理想的な住環境と言えるでしょう。

JR新神戸駅
連節バス「ポートループ」
北野異人館街
まとめ

新たな時代に向けて、アップデートされていく神戸都心部。三宮駅周辺を中心に、回遊性と利便性が大幅に高まり、歴史と文化、自然とにぎわいが調和した、世界に誇れる魅力的な都市空間が創出されようとしています。
自然の魅力と都心の利便性を兼ね備え、個性的な商業地に囲まれた新神戸駅周辺エリアは、理想的な「住みたいまち」として、ますますその価値を高めていくことでしょう。時代を越えて愛される"ミライのまち神戸"の姿が、今、目に見えて形作られようとしています。